【映画】007/カジノ・ロワイヤル
007/カジノ・ロワイヤル(2006年)
イギリスの作家イアン・フレミングのスパイ小説を原作とした映画シリーズの第21作目で、ダニエル・クレイグ主演の第1作目。日本での公開は2006年12月1日。
007シリーズはタイトルは知っているものの、映画を見たことはありませんでした。どこから手を付けたら良いのやら状態でしたが、ダニエル・クレイグ版がおすすめらしいということで、その1作目から見てみることに。
登場人物はネタバレなしですが、あらすじおよび感想はネタバレありになっていますのでご注意ください。
- 制作:イギリス・アメリカ(2006年)
- 原作:イアン・フレミング
- 監督:マーティン・キャンベル
- 脚本:ニール・パーヴィス 、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
- 音楽:デヴィッド・アーノルド
- 主題歌:クリス・コーネル
- 出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン 他
登場人物
- ジェームズ・ボンド MI6のエージェントでコードナンバーは007
- ヴェスパー・リンド 金融活動部から派遣されてボンドに同行する資金係
- ル・シッフル テロ組織から金を預かり運用と資金洗浄を行っている
- M 英国情報局秘密情報部の部長
- フィリックス・ライター CIAのエージェント
- ルネ・マティス MI6のエージェント
- ミスター・ホワイト ル・シッフルとテロ組織の仲介をした人物
あらすじ
始まりはチェコのプラハ。内部情報を漏洩したスパイを始末し、ジェームズ・ボンドは00に昇格する。
ウガンダでは、ル・シッフルがミスター・ホワイトの仲介でテロ組織と接触し、運用するための資金を預かっていた。
昇格後の初任務として、マダガスカルで爆弾製造犯を監視していたボンドは、逃走する男を追跡し乱闘の上射殺。男の携帯電話の着信履歴には、”エリプシス”という単語が残されていた。
感想
他の007シリーズ見ていないため比較はできませんが、ジェームズ・ボンドがイメージと違っていたというのが正直な感想です。
007って、色男のスパイが行きずりの恋を楽しみつつ華麗に任務をこなす話かと思っていたんですよね。あくまで個人的なイメージというか、勝手な印象ですが。
こんな、ターミネーターのごとく無表情に敵を追いかけ回すキャラなのか……という感じでした。
007シリーズの中でも、ダニエル・クレイグ版は硬派なキャラ作りになっているそうです。これまでのシリーズとは傾向が違うようなので、これを見て007を語ってはいけないと思いますが、おもしろかったです。
話の展開が早くて若干ついていけない部分もありましたが、スピード感があり、退屈しない作りになっています。
今作は、ジャスパーが死亡し、ボンドがホワイトと対峙するところで終わっていました。
007シリーズは基本1話完結と聞いていましたが、ダニエル・クレイグ版は今作を含めた5作が連作とのことで、まとめて見る予定でいます。
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