【映画】エイジ・オブ・イノセンス
公開日:
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最終更新日:2023/04/03
映画 感想, エイジ・オブ・イノセンス, イーディス・ウォートン, マーティン・スコセッシ, ダニエル・デイ=ルイス
エイジ・オブ・イノセンス
イーディス・ウォートンによる小説を原作とした、マーティン・スコセッシ監督作品。1870年代のニューヨーク社交界が舞台で、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞。
登場人物とあらすじはネタバレなしですが、感想はネタバレありになっていますのでご注意ください。
- 制作:アメリカ(1993年)
- 原作:イーディス・ウォートン
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 脚本:ジェイ・コックス、マーティン・スコセッシ
- 出演:ダニエル・デイ=ルイス 他
登場人物
- ニューランド・アーチャー 弁護士でアーチャー家の家長
- エレン・オレンスカ ミンゴット家の出で、ヨーロッパの伯爵に嫁ぐ
- メイ・ウェランド ニューランドの婚約者でエレンの従姉妹
- ミセス・ミンゴット 名門ミンゴット家の女家長で、エレンとメイの祖母
- ヘンリー・ヴァン・デル・ライデン ニューヨーク社交界の長老
- ジュリアス・ボーフォート ニューヨークで成功した実業家
あらすじ
1870年代のニューヨーク社交界。名門アーチャー家の家長で弁護士のニューランドは、名門ミンゴット家の血を引くメイ・ウェランドと婚約していた。
そんな中、メイの従姉妹で、ニューランドにとっても幼なじみのエレンと再会する。エレンはヨーロッパの伯爵家に嫁いだものの、結婚生活がうまくいかずにニューヨークに戻ってきており、離婚を考えていた。控えめなメイとは対象的に、エレンは奔放な性格だった。
感想
19世紀ニューヨークの上流階級社会を描いた作品。原作は、ピューリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートンの同名小説です。
格式や体面に囚われる社交界の息苦しさが、豪華絢爛な映像で表現されていました。舞台セットの調度品や衣装、食器や料理にいたるまで、美しく描かれた映像は一見の価値があると思います。
ストーリーは道ならぬ恋に身を焦がす男女の恋愛もので、最終的には引き離されて終わるという話です。ナレーションが多く、映画としては好き嫌いが別れるかもしれません。
正直なところ、話に引き込まれるという感じはなかったですが、最初から最後まで映像が美しく、飽きませんでした。マーティン・スコセッシ監督作品ということで、若干身構えて見ましたが、この映像は本当に良かったです。
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