【ドラマ】SUPERNATURAL S1-EP4
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最終更新日:2023/06/21
ドラマ 感想, SUPERNATURAL, スーパーナチュラル, エリック・クリプキ, ジェンセン・アクレス, ジャレッド・パダレッキ
SUPERNATURAL S1-EP4 悪魔からの伝言
2005年9月~2020年11月にアメリカで放送された、全15シーズン327話のダークファンタジー。ディーンとサムのウィンチェスター兄弟が、アメリカ各地を回って霊や怪物などを退治し、人外の引き起こす事件を解決していく物語。
登場人物とあらすじはネタバレなしですが、事件概要および感想はネタバレありになっています。また、最後にファイナルシーズン最終話までのネタバレありの感想を記載していますのでご注意ください。
- 原題:SUPERNATURAL S1EP4 PHANTOM TRAVELER
- 制作:アメリカ(2005年)
- 企画原案:エリック・クリプキ
- 脚本:リチャード・ヘイテム
- 監督:ロバート・シンガー
- 出演:ジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキ 他
登場人物
- ジェリー・バナウスキー 以前に怪現象絡みでジョンとディーンに助けられた男性
- アマンダ・ウォーカー 2485便の客室乗務員
- チャック・ランバート 2485便の機長
- マックス・ジャフィ 2485便の乗客
- ジョージ・フェルプス 2485便の乗客で歯科医
あらすじ
空港内のトイレで、飛行機恐怖症の男性が顔を洗っていた。そこに、排気口から黒い煙のようなものが漂ってきて、男性の中に入り込む。
男性を乗せて、ユナイテッド・ブリタニア航空の2485便は離陸したが、その40分後に墜落する。生存者はわずか7名だった。
墜落には不審な点があり、ジョンとディーンが以前助けたことのあるユナイテッド・ブリタニア航空のジェリーから依頼を受け、兄弟は調査を開始する。
事件概要
- 場所 ユナイテッド・ブリアニア航空424便
- 時期 日付不明(2005年11月下旬以降12月4日までの間)
- 情報源 2年前にジョンとディーンが助けた人物からの依頼
- 現状 ユナイテッド・ブリタニア航空2485便が墜落し、後に小型機が墜落
- 過去の事件 過去10年に墜落事故6件が同様に離陸から40分後に起きていた
- 原因 乗客や乗員に悪魔が取り憑いて墜落させていた
- 解決方法 424便の副操縦士に取り憑いた悪魔を祓った
初出情報・小ネタ
- ジョンとディーンは、2年前にジェリーの自宅のポルターガイストを解決した
- サムは大学を休学中
- ジョンはジェリーにサムのことを自慢していた
- ディーンは飛行機恐怖症
感想
DVDには、ジェンセン・アクレスとジャレッド・パダレッキのオーディオコメンタリーがついていました。
撮影裏話などもありましたが、一番インパクトのあったエピソードは、この撮影のためにインパラが4台用意されていたというところ。あのクラシックカーを4台も揃えるってすごいですね。しかも、1967年式のインパラは2ドアが主流だったそうで、4ドアは珍しいと何かで読んだ気がします。
今回の事件は、ジョンとディーンが以前に助けた人物から依頼があります。字幕では時期は出てきませんが、セリフの中で”a couple years back”と言っているので、2年前と思われます。
2485便が離陸から40分後に墜落し、生存者はわずか7名。そのうちの一人である機長のチャックが、リハビリのため小型機を操縦中に墜落します。アマンダを説得するときに、”2ヶ月に2回の墜落”と言っているので、2485便の墜落は2ヶ月程前のこと。
ディーンとサムは、同じく生存者の一人である客室乗務員のアマンダが乗る424便に搭乗し、取り憑かれた人物を特定して悪魔祓いを行います。
この悪魔祓いも見どころのひとつですが、一番のネタはディーンの飛行機恐怖症でしょうか。飛行機に乗って思いっきり挙動不審になってるディーンを見ているサムが、妙に楽しそうです。サムは初耳だったようですし、この歳まで飛行機恐怖症を隠し通してきたんですね、ディーン。
今回は偽名は出てきませんが、機体の残骸を調べるために、国土安全保障省(DHS)の身分証を使っていました。
それから、S1-EP2でサムはジェシカの死の悪夢を見ていますが、それは継続中で、モーテルに泊まったときも1時間程しか眠っていないとディーンに指摘されています。
ラストで、ジェリーに6ヶ月前に契約した電話番号をなぜ知っているのか尋ねると、ジョンの留守電に入っていたという事実が明らかになります。ジョンの携帯電話にかけてみると、留守電には、”緊急ならば息子のディーンに連絡を。電話番号は785-555-0179”とのメッセージが。
何度かけてもつながらなかったというサムのセリフから、最近留守電のメッセージを変えたということが分かります。セリフでは”like 50 times”なので、50回くらいかけたということでしょうか。生きていることは分かったけれど、だったら何で連絡をくれないのかというところですよね。特にサムにとっては。
ファイナルシーズン最終話までのネタバレあり感想
ディーンの飛行機恐怖症は、半分は移動手段をインパラに固定するための設定なのかと思いますが、けっこう初期の段階で詰め込んでましたね。
あとは、ジョンについてです。S1-EP1《悪夢のはじまり》の冒頭で出てきたきりで、この時点ではかなり謎な人物になっています。サムの証言によると、兄弟を戦士のように育て、大学に行くときには、”好きにしろ。戻るな”と言われたとのこと。
ですが、今回ジェリーによると、サムのことを自慢していたと。ジョンがサムのことを自慢の息子と思っているというエピソードですが、一方でこのときのディーンの心境を考えるとやるせないです。
ジョンは、ディーンのことを息子というよりも、サムを守る側の同志のような位置づけに置いているのかなという気はします。ディーンには本当に酷な話だと思いますが。
時期は、S1-EP2《闇と戦う旅出》の11月下旬以降、S1-EP6《もう一人の自分》の12月5日より前のどこかですが、日付は不明です。
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