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【アニメ】警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ-

 2019年10月~12月に1クール13回、本編12話+特別編1話で放送された、アニマ&カンパニー制作のオリジナルアニメ。架空の東京を舞台としたアクション系刑事もの。

  • 制作:アニマ&カンパニー(2019年)
  • 総監督:栗山貴行
  • 監督:小坂春女
  • シリーズ構成:東出祐一郎
  • 音楽:高橋諒
  • キャラクター原案:黒乃奈々絵

概要

 エルフやドワーフなど様々な種族が存在する東京で、犯罪組織ナインへの対抗策として組織されたトクナナのメンバーが事件を解決していく話です。魔術やドラゴン要素もあり。

 主人公の七月は9年前にエアポートテロ事件に巻き込まれ、警察官に命を救われます。このことをきっかけに警察官を志し、本編第1話でトクナナに配属となります。

感想

 正直なところファンタジー設定はあまり生きていないので、キャラと刑事もの的なストーリーを楽しむのが正解かと。ラスボスの倒し方については、割とファンタジーですが。

 キャラとしておもしろいのは主人公の先輩刑事一ノ瀬ですが、立ち位置がおいしいのは三潴ルカ。エアポートテロ事件で主人公を助けた警察官で、一ノ瀬の元相棒。主人公と同年代のトクナナメンバー二条にとっては、血の繋がっていない兄。 

 ストーリーの後半では、犯罪組織ナインの首謀者に付き従う謎の男が洗脳された三潴ルカだと判明し、兄弟対決からのラスボス戦。二条との対決で過去を思い出し、最後は主人公陣営で参戦します。

 元味方で現在敵側、最終的に味方となるキャラは、ラストで死亡するパターンが多そうな気がしますが、三潴ルカは生存します。生き残って、元相棒一ノ瀬に別れを告げ、行方をくらませる。いろいろ事情があるにしても、身内だからと犯罪者を見逃してしまうのはどうなのか……と思わないでもありませんが、丸く収まっているのでこれはこれで。

 若干物足りなさはあるものの、1クールで無難にまとまっていて気軽に見れる作品です。設定はともかく、話の雰囲気やキャラで気になるところがあれば、楽しめるのではないかと思います。

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