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【バレエ】ロイヤル・バレエ 白鳥の湖

ロイヤル・バレエ 白鳥の湖(2012年)

  • 収録:2012年10月23日 ロイヤル・オペラ・ハウス(イギリス ロンドン)
  • オデット/オディール:ゼナイダ・ヤノフスキー
  • ジークフリート:ネヘミア・キッシュ
  • 振付:プティパ&イワーノフ
  • 追加振付:フレデリック・アシュトン、デヴィッド・ビントレー
  • 演出:アンソニー・ダウエル
  • 音楽:ピョートル・チャイコフスキー
  • 演奏:ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団

 WOWOWで以前に放送していた、英国ロイヤル・バレエの白鳥の湖の録画を見ました。以来、映像のみですが何本かバレエを見ているので感想のメモ代わりに。

感想

 白鳥の湖は、子どもの頃にビデオでボリショイ・バレエのものを見たことがある程度。バレエ自体、興味はあるものの詳しくなく、舞台を観たこともほとんどありません。

 技術的なことや細かい部分は分からないため、完全にフィーリングで見ています。

 ロイヤル・バレエ団の白鳥の湖は、衣装や舞台セットなどが豪華という印象。何となく、バレエの衣装や舞台ってもう少しシンプルだと思っていたので、想像よりも演劇に近い雰囲気でした。

 それから、オデット役のゼナイダ・ヤノフスキーが背が高くてすごい迫力というか貫禄が。手足が長くて、腕の動きがとてもしなやかです。長身のせいか、リフトはやや少なかったような……。

 ラストは、オデットとジークフリートはあの世で結ばれます。ロットバルトを倒してハッピーエンドのバージョンもあるようですが、今回のは悲劇の方でした。

 白鳥の湖といえばチャイコフスキーの音楽もとても有名で、メインテーマである「情景」はバレエを見たことがなくても知っているのではないかと思います。

 ほかにも、四羽の白鳥の踊りやワルツなど、いくつか知ってる曲があるという意識で見ていましたが、出てくる曲が全部どこかで聞いたことのある曲ばかりで、チャイコフスキーの偉大さを思い知った次第。

 衣装は、全体的に凝っていて良かったのですが、オデット以外の白鳥は定番のクラシックチュチュではなく、膝下丈のロマンティックチュチュでした。デザインは素敵ですが、四羽の白鳥の踊りなど見ごたえのある脚の動きが隠れてしまっていたのは、ちょっと残念な気がします。

 これをきっかけに、ほかのバレエ団の白鳥の湖を見てみたいと興味を持ったので、最初のとっかかりとしてはとても楽しめました。

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